The 49th Annual Meeting of Japanese Association of Therapeutic Exercise
第49回日本運動療法学会学術集会 会長:緒方 直史

会長挨拶

会長 緒方 直史

このたび、第49回日本運動療法学会学術集会を令和6年6月29日(土曜日)に東京・池袋で開催させていただくことになりました。2年ぶりの東京での開催となります。池袋サンシャインシティ内の文化会館大ホールにて開催いたしますので、皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

日本運動療法学会は昭和50年に創設された歴史ある学会で、本会も49回目を迎えます。身体機能の回復・維持に不可欠と認識されてきた「運動」の効果を科学的に検証することを目的とした学会です。加速する高齢化社会に突入し、健康寿命の延伸が国を挙げての喫緊の課題となる昨今、運動療法によって健康増進を図ることは注目され、教育、機器開発、産業などへ広がりを見せています。運動療法の対象は医療・介護のみに留まらず、高齢者の健康増進のため、また高齢者のみを対象とするのではなく若いときから運動療法の重要性を認識してもらうためにも本学会の使命は重要になっていくと思います。運動療法に関わる医療チームの人材育成ならびに連携強化を図ることも重要となっております。皆様のお力添えをいただきながら、運動療法の重要性、未来に向けた展望や新たな取り組みを共有する場となることを目指したく存じます。

第49回学術集会のテーマは「温故知新 ―共に歩む運動療法―」としました。招待講演には、Tailor Made Back pain Clinic院長で福島県立医科大学医学部疼痛医学講座特任教授の松平浩先生(特別講演)、札幌秀友会病院リハビリテーション科長の杉原俊一先生(特別講演)、東京都立大学健康福祉学部理学療法学科准教授の金子文成先生(教育講演)をお招きし、また、共催セミナーでは帝京大学医学部整形外科准教授の石井圭輔先生にご講演をいただく予定です。ロコモティブシンドロームに対する運動療法をテーマとしたシンポジウムのほか、過去の運動療法の実績を活かした未来への運動療法の可能性について議論ができればと思っております。

本学術集会でのご講演や研究発表ならびにディスカッションが、今後の我が国の健康寿命の延伸、高齢化社会対策の一助となることを希望しております。皆様のご発表およびご参加を心よりお待ちしております。

第49回日本運動療法学会学術集会
会長 緒方 直史
帝京大学医学部リハビリテーション科

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